2009年09月19日

鉱山会社見学

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これまでブログの中でも何度か取り上げられてきましたが、私の任地キウンガとその北にあるタブビルは鉱山の町です。
オーストラリアの鉱山会社OTML(Ok Tedi Mining Ltd)が、20年近くにわたって銅を中心とした鉱物を採取し続けています。

タブビルは以前から発展した村があったわけではなく、OTMLが開拓して従業員用に作った言わば人工的な町です。
鉱山がある町は潤い、お金のあるところには人が集まってくるという法則がタブビルにはそのまま当てはまります。
パプア全土からいろいろな人たちが集まり、従業員達は最低でも月収約10万円近くもらいすでに途上国ではありません。

重工業には公害が付きものです。
それを処理するのが私の住んでいる町キウンガに与えられた任です。
タブビルにある鉱山から掘られた銅を含んだ鉱石は、タブビルハイウェイの下に埋まっているパイプを使い130km先のキウンガに送られてきます。
鉱石を乾燥させた後船でオーストラリアへ運んでいます。
それと平行してもう1本パイプが通っており、鉱山で発生した廃液をキウンガに送っています。
これをキウンガで環境に害のない物質に変えてフライ川に流している…そうです。
一応鉱山会社の観測では、人体に影響のある物質は出ていないとのこと。
やっぱり怖いので、私は川からとれたものは極力食べないようにしています。

前置きが長くなりましたが、鉱山では昔あった山が完全に無くなるほど岩を削っています。
その削りカスは当然どこかに溜ってしまうわけで、それを掘って川の流れを正常にするのが、今回私が訪問したビゲという村の役目です。

Bige 3.JPG Bige 2.JPG Bige 4.JPG

安全講義の後は実際に現場を見学です。
写真に見える緑色の船が3mくらいあるドリルを使って泥水を堀上げ、パイプを使って内地に送っています。
このパイプは枝分かれしていて、区画分けされた場所に運ばれます。

Bige 5.JPG Bige 6.JPG Bige 7.JPG

数km先では今掘られている泥が吹き出ていました。
これまで堀上げられた泥は、10m近く積み上げられていました。
最初の写真はその上に登った写真です。きれいに整地され空港が作れるのではないかと言うくらい広いです。
よく東京ドーム何個分という表現をしますが、多分何個かぶんはあるでしょう(笑)

Bige 9.JPG

見学ツアーの最後は鉱山会社名物である、豪華な食堂です。
野菜のないキウンガですが、鉱山会社の食堂には豊富にあります。
これは豊富な資金をもとに、オーストラリアからチャーター便で空輸されてきたもので、何と生のトマトもあります!!
従業員はこの食事を毎日無料で食べることができます。羨ましい…
posted by ゆく at 08:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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