2009年02月25日

めちゃくちゃな数学大会

Math Quiz 2.JPG Math Quiz 3.JPG

右の写真に写っているオヤジも生徒です。おそらく高校1年生…

さて、先日数学クイズ大会が学校の食堂で行われました。

数学の先生といってもこの学校では、ほとんどの数学の授業を外国人が受け持っています。
私の学校にはグレード9〜12まで、日本でいう中学3年生から高校3年生までがいます。
グレード9,10の数学は算数のようなもので分数の足し算とか一次関数とかのレベルです。
これらはパプア人のナショナルが教えることが多いのですが、グレード11,12の数学になると、とたんにレベルアップします。

そもそもグレード10から11に上がる時に試験があり、半分以上(2/3近く)はここで落とされてしまうので、最終的にグレード11に来る生徒は子供全体の1〜2割のエリート達です。
私の学校ではグレード11,12(アッパーセカンダリー)の数学をフィリピン人と日本人でほとんどまかなっています。
というのも、アッパーセカンダリーの範囲である三角比や微分積分はこの学校の数学の先生ですらほとんど理解していないからです。

そんな背景の数学クイズ大会です。

まずはグレード9,10(ローアーセカンダリー)対象の問題からです。
始めは1/4+2/4のような簡単な問題から。これはみんな出来るだろと思っているとちらほら間違えが…。
もう少し難しくなって1/3+1/4レベルの問題になると合っているグループのほうが少ない。
出題者のミセス・バルチェスタ(フィリピン人)も少し呆れ顔。
だんだんレベルが高くなっていって、最後の問題は「時給K5(5キナ)で働いている人が6時間働いたらいくらもらえるでしょう?」→K300,K60,K10と間違いを連発…。
こんなレベルです。

しかも極めつけは途中のナショナルの先生が作った問題で、「K50はK200の何%でしょう?」→「答えは50%!!」と自信満々に先生が言っていました。
さすがにそれには周りの我々から物言いが入り、訂正していましたが…。こんな感じで出題者の答えが間違っている問題も3〜4問ありました。
本末転倒です。

アッパーセカンダリーの方は直角三角形の斜辺を計算させる問題や連立方程式などそこそこ(といっても日本の中学生レベル)の問題が出題されました。
ちなみにこちらの一番難しい問題は「K15、K9のノートを200冊買い、合計がK2100でした。K15は何冊?」といういわゆる鶴亀算の問題でした。
もちろんほとんど答えられていませんでしたが…。

私にとってもあまりの正答率の低さに、もっと頑張らなければいけないと奮起させられる大会になりました。
毎年恒例で来年も行われるようなので、来年こそは先生が作った解答を事前にチェックすることを神に誓いました。(笑)

Math Quiz 1.JPG Math Quiz 4.JPG

左の写真手前がミスター・クルーズ、右のステージにいるのがミセス・バルチェスタです。
二人ともフィリピン人の数学教師ですが、もちろん夫婦ではありません。
ちなみにずっと前にドリムドメスク村に一緒に行ったフィリピン人レオはミセスの旦那です。
彼は半年以上無職です。
posted by ゆく at 14:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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