2010年04月14日

ノブタ・カンタービレ

少し前のある日曜日、私は部屋でパソコンをいじっていました。
ふと気がつくと、遠くの方でパプア人が大人数で叫んでいるのが聞こえます。
別にそれは珍しいことではなく、何かものすごい面白い事があったり、誰かがケンカを始めたりすると決まって彼らは叫びまくります。

話はそれますが、叫び声にも違いがあるらしく、ある授業中に例の如く叫び声が聞こえました。私には全く違いが分かりませんでしたが…
ところが、いつもは反応しない生徒が急に窓の方に集まります。
なんだなんだ?と聞いてみると、どうやらすぐそばで「ケンカの叫び声」が聞こえたそうで、それを見にみんな窓に集まったとのこと。
すると本当に外でケンカをしていました。40過ぎくらいのおばちゃん同士が殴り合いです。
片方のおばちゃんが、傘の心のような金属っぽい棒の凶器を思いっきり振ると、相手の肩に当たってグニャーっと曲がったのが印象的でした。
国民性からか、時々こういうのは発生します。原因はたいてい男女関係らしいです。

さて、今回の叫び声はいつもと少し様子が違います。
遠くで聞こえていたと思ったら、だんだん近づいてくるのです。それもかなりのスピードで…
始めはまたケンカで、しかも誰かを追ってこっちまで来たのかな?とか考えましたが、彼らが近くを通ったときにはっきりしました。
「ブッシュピッグ!!ブッシュピッグ!!」と叫んでいるのです。つまり野ブタです。
何っ!!と思って急いで外に出ると、高床式になっている私の家の真下をものすごい勢いでブタが駆け抜けていきました。
まず小学生くらいの少年がナイフを持って駆け抜け、その後ろから高校生くらい、そして最後にはなんと私の同僚である先生達がヤリや蛮刀のようなものを持って追いかけていきました。
さすがに普段はチョークを持って授業している同僚が、武器を持ってブタを追いかけているのには驚きました。

Bush Pig 0.JPG Bush Pig 1.JPG Bush Pig 2.JPG

約30分後、勝ち誇った顔で彼らは帰ってきました。
見事に仕留めて、私の家の向かいに住んでいる校長にどうするのかを伺いに来たようです。
ローカルルールで、とりあえずビックマン(偉い人)の所へ持って行き、それからみんなでシェアーするそうです。

Bush Pig 3.JPG Bush Pig 4.JPG Bush Pig 6.JPG Bush Pig 5.JPG

そして解体が始まりました。
まずはバナナの葉っぱを下に敷き、その上で切っていくようです。
続きの写真も撮りましたが、ブログに載せられるのはここまでです。
腹から切り、内蔵を出したあとに足や背中を解体していきます。
1時間ほどでバラバラになり、それぞれの場所や、学校の先生達に分配されていきました。
我が家にも1ピース分けてもらい、ショウガ焼きにして食べました。
冷凍肉ばっかり食べていたので、やっぱりうまい!

彼らの話によると、子ブタもいたが逃がしてしまったそうなので、もしかしたらもう一度あるのかもしれません。
あ、カンタービレに特に意味はありません。日本で流行っているようなので、ゴロで付けてみました。
posted by ゆく at 16:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。