2009年05月19日

最高裁判所の副裁判長が来ました。

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ある日突然朝から学校がソワソワし始めました。
いつも集会を行う広場にはサゴヤシやバナナの木で装飾が行われ、「Welcome to Kiunga Secondary School Deputy-Justice Cibbs Salika」の横断幕が貼られました。
この日の朝になって、突然パプアの最高裁判所副裁判長が学校を訪問することになり、生徒も先生も準備に大慌てです。
結局ピリオド8が休講になり入場の練習などを行いました。

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彼が副裁判長Cibbs Salikaさんです。
この国の裁判制度は少し特殊で、事件の大きさによってビレッジ、ディストリクト、プロビンス、ナショナルの4段階に分かれるそうです。
殺人などの大きな犯罪はナショナル級に指定され、裁判官もナショナル級の人でないと裁くことができないそうです。
1年に2〜3回この町にもナショナル級の裁判官が回ってきて、たまった事件を一気に裁くのです。
今回は偶然、かなり位の高い裁判官が来たのでこのような行事を行うことになったようです。

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演説のあとはスタッフと会食です。
だいたいこのようなイベントがあると、スタッフルームでは会食を行います。
いつもは、ものすごい勢いで食べ物に群がる先生達も、今回はさすがの副裁判長の前に尻込みして控えめです。

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そして彼らが帰った後いつもに増して取り合いが始まりました。
ビスケットをわしづかみにしてお皿にのせる人、サンドイッチを10枚くらい重ねて持って行く人、家族の晩ご飯用に包み始める人、プレートごと自分のものにしてしまう人など容赦ない攻防が繰り広げられました。
おもしろがって写真を撮っていた私は、若干出遅れましたが夕飯が入らないくらいは食べられました。
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2009年05月03日

ホームパーティー

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今日は近くの外国人先生を招待し、ホームパーティーをしました。
ちょうど今、フィリピン人教師バルチェスタの子供達がパプアに遊びに来ており、そのウェルカムパーティーも兼ねてのものです。
先日のココポで買ってきたうどんと、日本から送ってもらった日本カレー、ポテトツナサラダ、味噌汁、炊き込みご飯を作りました。
中でも好評だったのが日本カレーです。
インド人教師フランシスからは時々インドカレーをごちそうになりますが、彼らの口にも日本のカレーは美味しいようです。
教えてないのに、気がついたらうどんにかけてカレーうどんを作っていました。
味噌汁も少し心配でしたが、かなり好評でした。
鍋いっぱい作ったのにほとんど無くなってしまいました。

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左の写真の左二人がバルチェスタの子供達です。
男の子はマークだったかな?女の子は忘れてしまいました…
右はフランシスの娘アナニュアです。
真ん中は左から数学教師クルーズ、バルチェスタの旦那レオ、フランシスの息子アチューです。

来週はフランシスがパーティーを開いてくれるそうなので、インドカレーが食べられそうです。

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関係ないですが、キャベツの最高値を更新しました。
タマネギと比べてこの大きさでK7.77(約300円)です。しかも1/4カット…
まるまる買うと1200円もする高級品です。
仕方ないので買いましたけど。
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2009年05月01日

Volcano in Kokopo

先日のココポ理数科分科会終了後、ココポにある世界的に有名なタブルブル火山へ行ってきました。
この火山は一度1993年に噴火し、2007年に再度噴火しました。
現在も活動中で、その火山灰によってアジアの楽園と言われていたラバウルの町は廃墟と化してしまいました。
ラバウルはご存じの方もいるかもしれませんが、太平洋戦争中に旧日本海軍の前線基地があり、激しい戦闘が行われた場所でもあります。
そこで我々は火山見学とともに戦争跡地にも行ってきました。

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まずは旧日本軍がヨーロッパから運んできたクレーン船で、写真のように木陰に隠していたのですが、アメリカ軍に発見され激しい空爆の後、現在の姿になりました。
次は旧日本軍が掘ったトンネルです。
物資を供給するために船を使っていたのですが、徐々にその数も少なくなり最終的には数隻になってしまったそうです。
それらの貴重な船を、空襲から逃れるためにトンネルの中に隠したのだそうです。
クレーン船、船はもちろんトンネルのコンクリートまで当時のまま残っています。
時々日本語も書かれており、歴史の重みを感じます。

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少し話が変わってココポにある戦争博物館です。
ここには旧日本軍の戦車や銃器、遺品から零戦までが当時のまま残っています。
よく戦争映画で見る首までかかる帽子や水筒も残っていました。

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話を戻して火山によって廃墟と化したラバウルの町です。
町の中は火山灰に溢れ、まだ営業しているお店もありますが、半分灰に埋まりながらの営業です。
4番目の写真は火山に一番近づくことのできる道で、この下には旧ラバウル空港やその周辺の市街地が埋まっているとのこと…
その次は温泉です。70℃近いお湯が海に流れ込んでいて、ちょうどいい温度を探すと温泉気分に浸れます。時々熱いですが…

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私たちはあまり観光しませんでしたが、パプアでもかなり観光地化されているラバウル。
ピースボート最後の町でもあります。
皆さんも是非訪れてみて下さい。
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2009年04月25日

火山の島ココポ

私は理数科教師としてこの国に赴任しています。
理数科教師には分科会というものがあって、教員同士の技術を高めるため、または技術を現地人教師に伝えるために様々な活動をしています。
その中で今回はココポという町に集まり、学校で研究授業や実験紹介会を行いました。

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ココポの町から車で30分ほど行ったところにあるラバウルという町には、現在噴火活動中の火山があります。
写真のように町からは火山が噴火している様子が手に取るように見えます。
今の季節は大丈夫だそうですが、時期によってはこの灰が直撃してしまう事もあるそうで、そんな日には火山灰でココポの町は真っ白になってしまうそうです。

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さて、実験紹介会ですが、OLSHセカンダリースクールという女子校で行いました。
初日は現地の教員向けに授業形式で実験を紹介するというものです。
予定より30分遅れでスタートしたことは想定の範囲内で、私は表面張力の実験を行いました。
評判はまずまずで、まだまだ改善点の残るものになってしまいました。

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それから今回のメインである研究授業です。
私は実際に教えているグレード11の物理の授業を行いました。
単元は摩擦の分野で、実験を行って動摩擦力と静止摩擦力を測定するという実験です。
比較的スムーズに進行できたと思いますが、わかりにくかった点などがいくつかあったと思うのでそれはこれからの課題です。

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次に文化交流会というものも行いました。
これは、直接理数科の活動には関係ないのですが、せっかく日本人がたくさん集まったので日本文化を生徒に紹介しようという企画です。
今回はよさこいソーランを踊り、「上を向いて歩こう」と「しあわせなら手をたたこう」をピジン語訳したものを歌いました。
ここで私のことを知っている人は驚くと思いますが、私はギターを演奏しました。
駒ヶ根研修所で少しだけギターを練習したという話をしたら、それじゃあ弾いてくれということになってしまいました。
空いている時間を見つけては弾き、必死に練習すると人間何とかなるものですね。
それから日本語○×クイズの司会もやりました。

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最後に餅つきをやって終了です。
今回の分科会は1週間まるまる使い、OLSHセカンダリーとカバレオプライマリースクールで授業研究会と文化交流会を行うという非常にハードなスケジュールで行いました。
正直途中きつかったですが、生徒達の笑顔を見ることができてよかったと思います。

最後に余談ですが、今回の分科会でK会長が退任するということで、私が理数科分科会長を引き継ぐことになりました。
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2009年04月17日

秘密の洞窟探検

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私の任地キウンガから北に130km、タブビルからok tedi(オクテディ)川を渡り車で険しい道を登ること1時間、ok ma(オクマ)という村からさらに車で15分ほど行ったところから徒歩でブッシュの中を1時間歩いたところにそれはあります。
これまでok ma村の人間しか出入りすることの許されなかった洞窟に特別に入れてもらうことができました。

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この洞窟は川が長い年月をかけて岩を削ったことによってできた物で、中には大量の水が流れています。
入り口から流れが激しく、洞窟に入るのに泳いでいかないと入れません。
中に入るとしばらくの間は外からの光があるのですが、途中からは真っ暗になってしまうのでロウソクの明かりを頼りに進んでいきます。
胸まで水につかりながら進んでいくので時々消えてしまったりしますが…

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巨大な岩や落ちてくる水によって削られた洞穴などを見て、さらに奥まで進んでいきます。
すると、突然太陽の光が入ってくる所に出ます。
ここも徐々に削られていってひょうたんのような形になったのだと思いますが、信じられないくらい幻想的な空間でした。

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そして最後に滝です。10mくらい上から降ってくる滝の勢いで深い滝壺ができています。
5mくらい潜ったのですが、全然下が見えないくらい深いです。
しかも岸壁は削れてツルツルになってしまっているので、掴まるところが無いのです。

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そして来た道を戻って帰ってきました。
合計で2時間半くらいの探検でしたが、この洞窟は日本のように整備された物ではなく、自然のそのままの姿です。
途中人間が入ってはいけないところに来てしまったような気持ちにさせられました。それくらい幻想的な空間なのです。
他にもいくつか洞窟があるという情報をもらったので、今度行ってみたいと思います。

今回は防水カメラなどの限定があり、あまりきれいな写真を撮れませんでしたが、ぼけているところは心で感じてみて下さい(笑)
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2009年04月15日

Village Trip

タブビルまでやってきた私ですが、特にすることはありません。
そこで、SV(シニア海外ボランティア)のYさんとタブビルのI隊員、K隊員と一緒に行ったことのない村巡りをすることにしました。
完全にアポなしで行って、村にいるマンギーを捕まえて一緒に村を回るという無計画な旅ですが、予想以上に楽しむことができました。

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最初は先日3m級のプクプク(ワニ)が発見されたという辺りに行き、プクプクを探そうということになりました。
すると河原で火をたく子供達に出会い、何をしているのかと思いきやカスカス(ここではおそらく野ネズミ)を捕まえたので食べるところだと言うのです。
前日にブッシュの中に罠を仕掛け、朝捕まえるそうです。
そんな彼らに大きいプクプクがどこにいるか知っているかと訪ねると、この間までいたけどもう食べちゃったそうです。あ、そうですか…

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最初の村はSisimakamという村です。
村の人口はおそらく500人くらいでしょうか。村の中にはプライマリースクールもあります。
入り口で座っていたマンギー達に村に入っていいか聞くと、快く案内してくれました。
どこからともなく子供達も集まってきて大所帯になってしまいました。いつもの事ですが。
話をしながら一通り村を回って次の村に移動です。

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そして次の村です。
ここはKwirimkatgoという村で人口は100人くらいでしょう。かなり小さい村です。
村人に聞いたのですが、先日ホワイトマンが数人来て鉱物の調査を行ったそうです。
どうもアルミニウムが採れるそうです。そのときにビールをたくさん置いていったそうで、村人の中にはスパーク気味のマンギーもいました。

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そして帰り道、もう一度子供達がカスカスを食べていたところまで行ってみるともう帰ってしまった後でした。
そこでタイヤがパンクしていたことが発覚。タイヤ交換をする事になってしまいました。
確かにあれだけ道の悪いハイウェイを走行していたら、パンクするのもうなずけます。
そして帰還です。

昨日は現地人にもほとんど知られていないという、山奥にある洞窟探検へ行ってきました。村の人にも秘密にしてくれと頼まれるくらい手つかずの自然です。歴史の中で外国人は私たちで2組目だそうです。
次回、数万年人の手に触れられることのなかった洞窟を公開します。スゴイです!
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2009年04月13日

早朝のPMV

1学期が終了し、学校は1週間の正規の休みに入りました。
私の学校では学期が終わると130km離れたタブビルまでバスで行き、キウンガより物がそろっているタブビルで買い物をして帰るのが習慣になっています。
そのときに学校で必要なインクやちょっとした電化製品も買って帰ることが多いのです。
今回は私がタブビルに行きたい時期とも重なったのでそのバスに乗せてもらうことにしました。

前日にコーディネーターの先生に集合時間を聞くと朝の5時だと言われ、一応他の先生にも確認するとだいたい5時から6時までの間の時間を言われました。
というわけで早朝5時に学校のスタッフルームに行き、何人の先生が来ているのか楽しみにしていると予定されていた30人中3人でした。
ま、そんなものかと思っているとパラパラと集まり始め、6時には20人近い先生とその家族が集まりました。
朝には強いパプア人です。
しかも新任の女性の先生は出来たての手作りパンを私にくれました。当日の朝作ったそうです。彼女はいったい何時に起きたのでしょうか?

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6時半くらいになってまだ薄暗い中PMV(バス)と学校のトラックがやってきました。当然先生達は座席がしっかりしたPMVの方に乗るのかと思いきや、意外にもトラックの荷台の方が人気は高く、PMVの中はスカスカになってしまいました。

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途中とてもきれいな川が流れている所があり、そこでワスワス(洗うこと)です。
ここにはトンネルがあり、ハイウェイの反対側からトンネルを通って水が流れています。
透明度も非常に高く、3mくらいのそこが見えるくらいです。
ですが、この川はOk Tedi川へと合流し、Miningが出した汚れた水と混ざってしまいます。
この道は何度も通ったことがあったのですがこんなにきれいな水があるとは知りませんでした。

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そして無事にタブビルに到着です。
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2009年04月08日

恐怖の帰省が始まります

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前回のブログでも触れましたが、今私の学校には水が来ていません。
ある先生はWater Crisisだと言っていましたが、まぁその通りです。
と言うわけで急遽、金曜日をもって今学期が終了しました。

え?と思うかもしれませんが終了です。
本当ならあと1週間あって、そこでテストをやったり課題を出したりする先生はたくさんいたでしょう。
それが放課後になってフラッとやってきた教育長の一言で、すべてキャンセルになってしまいました。
私も今度行う研究授業の練習をしたりアンケートを取ったりと、いろいろ予定を立てていたのですが、すべて無くなってしまいました。

いや〜それにしても納得いかないです。
確かに水が流れていないからトイレもすごい有様だし、シャワーだって浴びられないかもしれない。
でもかといって学校が終わり実家に帰っても水道がある村なんて一つも無いでしょ?

トイレだって鶏小屋の近くに3メートルくらい穴を掘ってトイレを作ったじゃないですか。
村に帰ればそれがスタンダードスタイルです。
シャワーだっていつもは川に飛び込むだけでしょ?
それに1週間授業を犠牲にして何が変わるの?

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とまぁ文句はたくさんありますが終わったものは仕方ないです。
そもそも生徒達は金曜日の午後にすでに村に帰っていまいましたし…
今学期終了の連絡を聞いてたったの2時間でドミトリーの荷物を片付け、学校のトラックを使って去っていきました。
ってかいつからそんなに早く行動できるようになったんだ?

ちなみに写真の彼らはニングルムという村出身で、この状態でこれから約2時間かけて、70km離れた村に帰ります。
振り落とされないのかと、痔にならないのか心配です。
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2009年04月01日

ペクペク大戦争(お食事中の方は見ないで下さい!)

今私が働いているキウンガセカンダリースクールは1ヶ月近く断水しています。
というのも地下のパイプが壊れたとかで、学校も州政府も管轄しているOk Tedi Mining Ltdも他人任せにしてしまい復旧のめどは全く立っていません。
ちなみに私の家も学校の中にあるのですが、うちの水はちゃんと出ています。
私が住んでいる一画は外国人用の家で、周りにはインド人やフィリピン人が住んでいます。
最近知ったことなのですが、その一画に来ている水は隣の病院から引いてきているもので、学校とは別経路らしいのです。

水が流れないので、学校に大きな問題が発生してしまいました。
雨水をためるタンクはたくさんあるし、今は雨期なので飲み水の心配はありません。
ですが、トイレの水が流せないのです。
正確には流せるのですが、いちいち水をくみに行って流すほどまめな生徒たちではありません。

表現を緩和するためにピジン語を使いますが、俗に言う「大きい方」はペクペク、「小さい方」はピスピスといいます。
ちなみに「水」はワラで、お腹がちょっと緩くなるとペクペクワラになります。(笑)

簡単に言えばペクペクとピスピスがプルアップ(溢れる)したわけです。
2週間前に見に行ったときも悲惨な状況でしたが、先日ついに生徒がペクペク臭に耐えられなくなって学校に掃除用の洗剤を依頼してきました。
そこで今回のペクペク大戦争(大掃除)が勃発したのです。

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写真は勇敢なる戦士たちです。
残念ながら心の衛生上悲惨を極める戦場(洗浄)を見せることはできませんが、見事勝利しペクペク達はタロイモガーデンへ流れていくのでした。
そこで私はしばらくの間先生からタロイモをもらわないことに決めました。

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最後に目の保養に昨日の夕焼けです。
雨期に入って夕焼けが非常にきれいになりました。
posted by ゆく at 19:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

祝☆開通!!

パプアに赴任して9ヶ月、そして電話会社テリコムに申請をして9ヶ月!ようやく電話が開通しました!
そこでさっそく日本に国際電話してみたところ、なんとクリアなこと。
今までは携帯で話していたのですが、10回に1回くらいしか繋がらないし、こちらの声が聞こえないなんて日常茶飯事。しかも1秒くらいタイムラグがありました。

それに電話が使えるということはインターネットが使えるということでもあります。
今までは130km離れたタブビルへ行くか、衛星回線を借りに行くしか方法が無かったのですが、これで自宅にインターネットという恵まれた環境になりました。
もちろん時々繋がらなくなることもありますが、そのくらいは大目に見ましょう。

ということで今回は初めての自宅からの更新になります。

これまでメールの返信が遅いと言われ続けましたが、これで2,3日以内には返せると思います。
どしどしお待ちしています(笑)

ブログは…やっぱり回線速度が遅いので(20kbpsくらい)時々にしておきます。

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最後に左の写真は数学クイズ大会の時に教育庁のボスMr.ブヤと取った写真です。左に座っているのがフィリピン人女性教師の旦那さんレオで、私の右はフィリピン人の数学の先生Mr.クルーズです。
それから右の写真は生徒と学食で夕食を食べた時のものです。
posted by ゆく at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

フライ川クルーズ

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昨日の日曜日、日本人4人とディストリクトのオフィサー3人でフライ川クルーズへ行ってきました。
クルーズといっても木をくりぬいただけの船(ディンギーという)にパドルの手漕ぎです。
見た目どおり相当不安定な乗り物で、パプアの伝統的な船といってもいいでしょう。
伝統的と入っても今でも立派な生活の足です。

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キウンガには陸路が無く、水路か空路しかありません。その為こんなに大きな船が物資を運んできます。
そんな船の横を手漕ぎのディンギーが、えっさえっさ通りすぎていく様子は不思議な光景です。

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それから少しフライ川を下ったところにはセトルメントがあります。
彼らの家は水の中に柱を立て、高床式の家に暮らしています。
もちろん彼らの足はディンギーです。子供達も船に乗って遊びます。
右の写真は驚きました。川の中にバレーボールコートが現れました。
今は水位が高いので完全に水没してしまっていますが、水位が下がるとバレーボールができるのでしょう。
ここでは水中バレーボールなんかもできるのかもしれません。(笑)

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ここからは彼の腕の見せ所です。本流から支流に入り、ブッシュの中を船で進んでいきます。
こっちが近道だといって、この後右の写真の木の間に座礁しました…
それでもめげずに強行突破します。

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そしてブッシュの中でお昼ご飯です。
このために私とM隊員は早く起きて12合のお米を炊き、おにぎりを20個くらい作りました。
船の上で食べるおにぎりもなかなか美味しかったです。
現地人のワークマンたちも美味しいといいながら食べていました。
ただ、どのパプア人にも共通なのですが、海苔が好きではありません。黒い紙を食べているような気分なのでしょうか?

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そして仕掛けた網に何もかかっていなかったことを確認して帰宅です。
この日の朝ワークマンたちとYさんが仕掛けておいてくれたのですが、時間が短かったのかかかりませんでした。残念。
次回は何か魚をゲットしたいですね。

ちなみにこの日の夜はみんなでハヤシライスを食べました。
我が家から送られてきたもので、実はこれが私の一番好きな食べ物です。カレー屋さんのココ壱に行ってもハヤシライスを注文するほど好きなんです。
1年ぶりに食べるとまた一段と美味しかった。母さんありがとう。
ちょっと余ったので今晩もハヤシライスです。

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最後に余談ですが今日の授業で生徒が来ていたTシャツの背中です。シカゴ、ニューヨークと並んでToyko Japan… ん?yとkが反対です。さすがにそこは間違えて欲しくなかった。
posted by ゆく at 15:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

がんばれニッポン!!!from KIUNGA

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おとといの土曜日、我が家でSV(シニア海外ボランティア)のYさんが再びナマズの蒲焼を作ってくれました。
今回はタブビルのK隊員がキウンガに仕事で来ていて、まだYさんのナマズを食べていないということで食事会をすることになったのです。
今回はグリルで臭みを取ってから蒲焼にするという大技を使いました。
もちろん味は文句なしです。
ちなみに今日の授業で生徒にCat Fish(ナマズ)を食べたという話をしたらなぜか大うけでした。

そして夕食後はWBCの日本対韓国戦の観戦です!
日本では見られないけど多分世界中で放送しているESPNというスポーツ番組があるのですが、そこでやっていました。(他の国の情報ください!)
以前はやっていたのですが、最近全然WBCのCMをしなくなったので放送しないのかと思っていたら、急にやり始めました。
ちなみにこの番組ではサッカーのプレミアリーグなんかもやっています。

松坂はメジャーリーグの中継でよく見ていたのであまり懐かしくなかったですが、小笠原やサブマリン渡辺は本当に懐かしかったです。
多分日本の皆さんは感じないと思いますが、日本チームのラッパの声援を久しぶりに聞くと日本の食卓に帰ったかのような錯覚を感じます。
野球一つでこんなに癒されるとは思っても見ませんでした。
もちろん今夜の韓国戦も、キウンガ滞在日本人総出で応援します。ガンバレ日本!!

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そして話は変わって今日の授業です。
今週は数学のフィリピン人先生がPOMにビザを取りに行ってしまったので、週30以上の大忙しです。
今日は1限から7連続授業を乗り切りました。
写真は今日一日で2回もやったSpring Extension(ばね)の実験です。
途中生徒が何かで遊んでいると思ったらカブトムシでした。
メスはよく見ますがオスを見たのは初めてです。

最初の写真はパプアの文化でしょう。
ちゃんと実験するためにプリントを印刷してあげているのにデータを手に書きます。こんな生徒は10人くらいいました。
数学の授業でも筆算は手に書くか机に書きます。手のひらがいっぱいになると手の甲に移るようです(笑)。
それでもちゃんと授業は受けるし、ここに来てから授業中に寝ている生徒など見たことありません。
そう考えると日本の授業もいろいろ問題を抱えていますよね。
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2009年03月04日

マギー丼

私が働いている学校の生徒の半数はドミトリーと呼ばれる寮で生活しています。
前から気になってはいたのですが、ついに彼らの食事を食べることが出来ました。
ちなみにお世辞にもパプアの食事は美味しくはありません。
その為正直ほとんど期待しないで行きました。

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予想どおり私達隊員がマギー丼と呼んでいる物がご飯でした。
大体の夕食はこのマギー丼です。
マギーというのはパプアで最も有名なインスタントラーメンの商品名で、見た目は日本の固形ラーメンと変わりませんが、味は…です。
これを少なめの水で煮て、缶詰の魚や雑草のような草を入れてご飯にかけると完成です。
どこの家に遊びに行ってもだいたいマギー丼が出てきます。それくらいスタンダードです。
この量も半端ではありません。5〜6人に対してでかいボール一杯です。
洗っていないお米の臭さと味で全部食べきることは出来ませんでした。

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そして、翌日は生徒を家に呼んできて、半年放置しておいた雑草を刈ってもらいました。
本当は自分達でやろうと思い、刃渡り1mくらいの蛮刀(パプアでは普通の長さ)を買って来たのですが、全然切れないのと30分もすると指から血が出てきました。
そこで生徒を呼んできてお願いすると、バッサバッサ切っていきます。
それも信じられないくらいの早さで切っていき、1時間もするとほとんど全部刈ってしまいました。

今年度はグレード11の物理4クラス、数学2クラス教えることで決まりそうです。
さらにグレード12の物理も教えることになりそうなので、忙しくなりそうです。
おそらく週25〜30くらい授業を持ちます。
去年が週20だったのでかなり大変そうですね。
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2009年02月25日

めちゃくちゃな数学大会

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右の写真に写っているオヤジも生徒です。おそらく高校1年生…

さて、先日数学クイズ大会が学校の食堂で行われました。

数学の先生といってもこの学校では、ほとんどの数学の授業を外国人が受け持っています。
私の学校にはグレード9〜12まで、日本でいう中学3年生から高校3年生までがいます。
グレード9,10の数学は算数のようなもので分数の足し算とか一次関数とかのレベルです。
これらはパプア人のナショナルが教えることが多いのですが、グレード11,12の数学になると、とたんにレベルアップします。

そもそもグレード10から11に上がる時に試験があり、半分以上(2/3近く)はここで落とされてしまうので、最終的にグレード11に来る生徒は子供全体の1〜2割のエリート達です。
私の学校ではグレード11,12(アッパーセカンダリー)の数学をフィリピン人と日本人でほとんどまかなっています。
というのも、アッパーセカンダリーの範囲である三角比や微分積分はこの学校の数学の先生ですらほとんど理解していないからです。

そんな背景の数学クイズ大会です。

まずはグレード9,10(ローアーセカンダリー)対象の問題からです。
始めは1/4+2/4のような簡単な問題から。これはみんな出来るだろと思っているとちらほら間違えが…。
もう少し難しくなって1/3+1/4レベルの問題になると合っているグループのほうが少ない。
出題者のミセス・バルチェスタ(フィリピン人)も少し呆れ顔。
だんだんレベルが高くなっていって、最後の問題は「時給K5(5キナ)で働いている人が6時間働いたらいくらもらえるでしょう?」→K300,K60,K10と間違いを連発…。
こんなレベルです。

しかも極めつけは途中のナショナルの先生が作った問題で、「K50はK200の何%でしょう?」→「答えは50%!!」と自信満々に先生が言っていました。
さすがにそれには周りの我々から物言いが入り、訂正していましたが…。こんな感じで出題者の答えが間違っている問題も3〜4問ありました。
本末転倒です。

アッパーセカンダリーの方は直角三角形の斜辺を計算させる問題や連立方程式などそこそこ(といっても日本の中学生レベル)の問題が出題されました。
ちなみにこちらの一番難しい問題は「K15、K9のノートを200冊買い、合計がK2100でした。K15は何冊?」といういわゆる鶴亀算の問題でした。
もちろんほとんど答えられていませんでしたが…。

私にとってもあまりの正答率の低さに、もっと頑張らなければいけないと奮起させられる大会になりました。
毎年恒例で来年も行われるようなので、来年こそは先生が作った解答を事前にチェックすることを神に誓いました。(笑)

Math Quiz 1.JPG Math Quiz 4.JPG

左の写真手前がミスター・クルーズ、右のステージにいるのがミセス・バルチェスタです。
二人ともフィリピン人の数学教師ですが、もちろん夫婦ではありません。
ちなみにずっと前にドリムドメスク村に一緒に行ったフィリピン人レオはミセスの旦那です。
彼は半年以上無職です。
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2009年02月16日

今日の授業

最近忙しくて誰とも連絡を取っていませんでしたが、私は元気にやっています。
パプアは2月から学校が新学期です。私の勤めている学校では校長が今年度変わったのですが、2人の校長が候補に上がってしまいかなりもめています…。脅迫まがいのことも行われているようなので少し心配ですね。私はあまり関わらないようにしています。ということで今は3週目に入ったのですが校長不在です。

lesson physics 1.JPG lesson physics 2.JPG lesson physics 3.JPG

今日はあまり時間が無いので今日の授業の様子をアップします。
今日はグレード11の物理の授業で、内容は密度の測定です。日本では中学校2年生くらいの内容をグレード11(高校2年生)で行っています。そこらへんで石を拾ってきてそれを測定させたのですが、密度が0.03g/cm3とか言うやつもいて本当に計算が苦手だなと再確認しました。ちなみに水の密度は1g/cm3です。
それではまた!
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2009年01月30日

帰りたくても帰れない??

神様は私に任地に帰って欲しくないのでしょうか?

前回のブログではおとといタブビルへ帰り、そこから陸路で任地のキウンガに帰るという話をしました。
予定通り11時にPOMのジャクソン空港へ行き、チェックインを済ませてタブビル行きの飛行機を待っていました。
出発予定時刻は1時。予定通りに来たことなどないので気長に待つことにしました。
空港に今日本人は私しかいないはずなのに、突然日本語で話しかけられました。
その方はソロモンで博物館を作っているらしく、パプア第二の都市Laeに行く途中だそうです。
2時間近くその方とお話をし、そちらの飛行機のほうが先に来てしまって出発していってしまいました。

さすがに痺れを切らしまだ来ないのかと聞いてみると、あと1時間くらいしたら来るとのこと。
その言葉通り待合室で待つこと4時間、ようやくタブビル行きの飛行機がやってきました。

これでやっと帰れると思っていたら、飛び立ってから1時間後くらいに機長からなにやら放送が入りました。
正直私には聞き取ることが出来ず、どうもライトニングとかトゥモローとか言っています。
何のことかなと思っていると、急に飛行機が旋回し始めました。
どうも下の風景を見る限りはジャクソン空港に引き返しているようです。
まさか、と思っていると1時間後くらいに無事ジャクソン空港に帰ってきました。
降りてからスッチーに何があったのか聞いてみると、タブビルの天気が良くないらしく引き返したとの事。

今日はもうだめだから明日改めて飛ぶ事になってしまいました。
本来なら私はJICAのドミトリーがあるのでそこに泊まらなければいけないのですが、そこは日本人特権を利用させてもらい、高級ホテルを用意してもらいました。
もちろんすべてAirlines PNG持ち。

Lamana Hotel1.JPG Lamana Hotel2.JPG

ラマナホテルというところで、ここはおそらくパプア2、3番目のホテルだと思います。
一泊K500=約20,000円以上するパプアでは破格の値段ですね。
泊まっている人も、パプア人のかなりのビックマンと白人ばかりでした。
ちなみに夕食はK50まで出してもらえるそうで、もちろんギリギリいっぱい使わせてもらいました。
この日はラム肉のチーズドリアを食べました。もちろんコーヒー、デザート付きで。

夜は併設してあるゴールドクラブというバーに行きました。
ここのセキュリティーのイサックとは実は少し知り合いで、彼を捕まえてずっと話をしていました。
彼はパプアのバスケットボール代表選手としてオーストラリアにも行ったことがあり、今年はフランスに行くことが目標だそうです。
決して身長が高いわけではありませんが、スリーポイントシューターとして活躍しているそうです。
2時間くらいイサックと話をし、寝ることにしました。

さらに驚くのはここからです。
翌日チェックアウトして1時のフライトに合わせて再びジャクソン空港に向かいました。
もちろん時間通りに来るはずは無く、気長に待つこと3時間、放送が入り「タブビル行きの飛行機はキャンセルされました」と。
タブビルにいるI隊員に電話で聞いても天候はすこぶる良好、結局なぜ飛ばなかったのかは全く分かりませんでしたが…

ということで昨日のホテルに出戻り、もう一泊しました。
ちなみに夕食はバラマンディー(魚)のムニエルレモン風味を選びました。
翌日のフライトは朝6時発を予定していたのですぐに就寝。朝3時のモーニングコールで起こされました。
まだ暗いうちに(というより深夜)三度目のチェックインをし、ようやく飛行機に乗ることが出来たのが9時、タブビルに着いたのが12時過ぎでした。

帰る2日前になってキウンガ空港の陥没、タブビル行きの飛行機が途中で引き返し2日も立ち往生することになってしまいました。
何か呪われてないか心配になるくらいタイミングが良すぎますよね…
明日のPMV(バス)は大丈夫なのでしょうか?

というよりそろそろキウンガに帰らないと授業が始まってしまいます。
どうも噂によると前校長と新校長でゴタゴタがあるらしく、学校が大変なことになっているそうです。

その辺の話はまた次回!
posted by ゆく at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月27日

やっと帰ります。

長いPOM生活でしたが、明日で終止符がうたれそうです。
私の任地にあるキウンガ空港はどうやら滑走路の地盤沈下でしばらく使えないことになりそうです。
以前聞いた時はガソリンがどうこう言っていたのに今度は全く違う話をしてきました。
私の聞き間違えだったのかもしれません。

とりあえず任地から130km北のタブビルへ行き、そこから陸路でキウンガに行く道を取る事にしました。
非常にハードな道ですが、学校が始まってしまうので仕方ありません。
ちなみに今回は公務でPOMに上がってきているので、交通費の陸路分はJICAがある程度負担してくれるとの事。
JICAはそういうところはしっかりしているのでいいですね。

今回の上京では半年ぶりに同期に会い、それぞれの活動の話などを聞くことが出来ました。
他の国は分かりませんが、パプアは交通事情の悪さと国土が広いため気軽にお互いの任地に行くことができません。
その為隊員総会のような行事がないと同期にも会えないのです。
私は火山灰の影響で遅れてきたココポ組にも会うことができました。
本当にくだらない話しかしないけど、やっぱり同期っていいものですね。年齢も職種もばらばらだけどなぜか一体感のようなものがあります。
駒ヶ根の3ヶ月から一緒に頑張ってきたからでしょうか?


そうそう話は変わって、私達が住んでいるドミトリーの下にはパプア最高峰のホテルクラウンプラザがあります。
先日悲しい事件があった場所ですが、最近警察やセキュリティーの警備がやけに厳しいと思っていました。
JICAの情報によると、今日の会議のためにオーストラリアの首相が来ているとの事。
そんなビックマンが来ているので、ちょっと物々しい雰囲気になっています。
私は明日空港へ行くのでもしかしたら見られるかも…

なんだかダラダラと書いてしまいましたが、明日戻るので更新はしばらく先になるかも…
ではまたol i lukim yu!
posted by ゆく at 17:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

第2回サイエンスショー

Science Show1.JPG

POMに来てから忙しくて全然ブログを更新できませんでした。
というのも、私は理数科教師の職種でしてパプアにいるのですが、その理数科教師隊員でサイエンスショーを行ったからです。
対象はグレード6〜8(小6〜中2)で、各自でブースを担当しそれぞれで発表していく文化祭のような方式を今回も取りました。

今回私は最初環境関係のブースを担当する予定だったのですが、ココポという場所の隊員は空港が火山灰で埋まってしまったと言うことで、こられなくなるというイレギュラーが発生してしまいました。
しかも理数科教師の半分はココポ隊員なので準備が本当に大変でした。

Science Show3.JPG

私は気圧、アルコール爆発、ペットボトルロケットを担当し、なんとか成功することが出来ました。
サイエンスショーは私がパプアに赴任してから3日後にも行ったのですが、(以前のブログ参照)英語もほとんど話すことが出来ず、ピジン語も全く話せない状態よりはスムーズに説明することが出来ました。
気が付かないうちに語学も上達したのかもしれませんね。

Science Show2.JPG

それから今回は「テレビを使った遠隔教育プロジェクト」の取材陣が来ました。
写真は分科会長K隊員が取材を受けているところです。
K隊員もピジン語で話をしていました。
私も実験とインタビューを撮られたので、もしかしたらパプアの国営テレビで放送されるかもしれませんね。

meeting1.JPG meeting2.JPG

それから今回の上京では隊員総会、安全対策委員会も併せて開催されました。
隊員総会ではドミトリーの管理や隊員会費の会計報告等が話し合われ、安全対策委員会では今年1年間の被害報告やグループワークなどが行われました。
会場はホテルの会議室を利用したのですが、こういうところにいると日本に帰ってきたような気がします。
今は半年ぶりに近代的な場所でさまざまな業務をしていると、日本がどれだけ環境的に整っているのかがとてもよく分かります。

比較的都会で育った私にとってはこの環境が一番落ち着きますね…。


そうそう本当は今日任地のキウンガに帰る予定になっていたのですが、キウンガ空港にペトロール(ガソリン)が散乱しているので空港が封鎖されてしまったそうです。(笑)
私もどういう状況なのか分からないのですが、とりあえずAirline PNGのオフィサーがそう言っていたのでそうなのでしょう。

復旧には1週間くらいかかるかもしれないと言っていたので、もう少しPOMに滞在することになりそうです。
再来週から学校が始まってしまうので、それまでには何とかして戻らないといけないですが。

それではまた更新します。
posted by ゆく at 17:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月17日

パプアが世界4位になりました!


Murder capital.JPG

と言っても写真を見てもらえると分かるように、いい事ではありません。Murder Capital文字通り「殺人の首都」ランキングです。
ちなみにパプアは2004年に「世界で最もビジネスのしにくい都市」ランキングでNo.1になった実績があります。

記事によると、これはアメリカのForeign Policyという雑誌が発表したもので、首都で昨年1年間に発生した殺人事件数を人口で割ってランキングにしたものだそうです。
それによるとパプアニューギニアの首都ポートモレスビーは54人/100,000人だそうで、下から4番目です。ちなみに1位はベネズエラの首都Caracas(カラカス?)で130人/100,000人です。

記事の後にはパプア人の言い分が書いてありました。
警察庁長官は「話は単純だ。この記事はウソなんだ。」と、他にも法務省の事務員は「POMに35年住んでいるが年間54件も殺人は起こっていない。」とのこと。ちょっと数字の解釈を間違っている気がしますが。

実際パプアでは交通事故やその他の事件が発生しても、警察に行かないことが多々あります。
警察が信用できないからなのかどうかは分かりませんが、コミュニティー同士で解決することが多いようです。
その為、そこからペイバックと呼ばれる部族間紛争に発展することもあるようです。
そもそも、このForeign Policyが発表した記事の中には警察の賄賂が横行していることにも触れられています。
彼らは私達日本人に対しては比較的甘いようですが、勝手に主要道路をブロックし何か違反があった場合は領収書の出ない罰金を徴収することもあるとかないとか。

私は幸いにもこれまでの所こういった厄介ごとにはあまり出会っていませんが、一番の対策はホンッッッッッとに誰一人例外なく酒癖の悪いパプア人(スパークマンギーと言います)がスパークしている時には近づかないことでしょう。
私はこれまでそれで乗り切ってきました。

とまぁ今日はパプアのネガティブな内容でした。
posted by ゆく at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

盗難未遂事件!


パプアには首都ポートモレスビー(POM)にジャクソン空港という国際空港があります。
この空港は日本のODA(政府開発援助)によって建てられたものだそうで、建物の中にはところどころ日本語の案内板が貼ってあります。
この話はそんなジャクソン空港での出来事です。

先日私はPOMに滞在していました。一度任地キウンガへ帰るためにジャクソン空港へ行き、Airline PNGという航空会社の窓口へチェックインしようとしていました。
この空港には何故かX線検査場が2ヶ所あります。一つは日本にもある搭乗前の検査で、もう一つはなぜかチェックインカウンターに入る前にあります。
事件は最初の検査場で起きました。

私はリュックとカバンを持っていたので当然それらをX線検査機へ流し、その後ポケットに入っていた財布もかごに入れて流しました。
そして出口で荷物をすべて受け取り、チェックインに向かおうとしたとき、そういえば財布が出てきていないことに気が付きました。
間違いなく出てきた荷物はすべて受け取ったので、私の財布は出てきていません。
そのことを出口の係員に言うと知らないとの事。
「お前らいい加減にしろよ!」的なことを強く言っていると、X線検査機の裏からこっそり検査員のパプア人が出てきました。
その彼の手には私の財布が…。

「どこにあったんだ?」と尋ねてもゴニョゴニョと言い訳している。どうやら彼は私が検査装置にいれた直後に私の財布だけ抜き取ったようです。
すぐに気が付いたから良かったものの、危ないところでした。

場所が空港ということもあり、私も少し油断したのもいけなかったですね。
本当にパプア人がする仕事は信用することが出来ないですね。
posted by ゆく at 20:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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